
「加西へ来てくれた人達をもてなし、地域資源、体験、交流を通じて
加西の「人」と「地域」の魅力を感じながらリトリートしてほしい」
そんな想いで「かさいリトリートプロジェクト」は始まりました。
企画・おもてなしするのは、有志で結成したプロジェクトチームの熱く温かいメンバーたち。
今回はその第1回目の企画です。
私たちの手作りのツアーで心をととのえに来てください。
コンセプトは、お寺を巡って「静」と「動」を愉しむ
ツアーでは4つのお寺を巡ります。
・西福寺(坐禅体験)
・羅漢寺(散策)
・酒見寺(散策)
・万願寺 金剛院(ジャンベ体験)
静と動の対比、静から動、動から静へ、静と動の共存・・・、感じ方は人それぞれあるはず。
ご自身と向き合うことで、ストレッチされる心を愉しんでみてください。
坐禅で心と体をリセット、静の極致へ
朝一番に訪れる曹洞宗のお寺「西福寺」では坐禅を体験します。
坐禅が始まると広いお堂は静寂に包まれ、風の音や生き物の声が聴こえ、自身の心と向き合うことができます。
坐禅の後はご住職後藤さんの法話を交えての小さな茶話会です。
播磨は日本でもいち早く仏教が浸透した地域と言われており、中でも加西市には磨崖仏、壁岩仏と呼ばれる自然の岩の壁に仏様を彫った遺跡や、至る所に古い石仏や石の道標が残されています。
西福寺のある東高室にも多くの石工さんが居たそうです。
ご住職からそんなお話も是非聞いてみてください。
歴史深い加西の地で先人たちの精神性にも想いを馳せながら、一日を時間を過ごしてみましょう。
旅の始めに静かに心を整えて出発です。

次に訪れるのは、五百羅漢で有名な天台宗のお寺「羅漢寺」です。
さすがは石の街!と言いたくなる五百羅漢の石仏群。
謎と神秘につつまれたやさしい?顔の石仏たちが静かに迎えてくれます。
だれが何のためにどんな想いを込めて彫ったのか・・・。
地元のガイドさんのお話をお楽しみに。

ガイドさんと一緒に歩いて、次は高野山真言宗のお寺「酒見寺」と隣接する「住吉神社」を訪れます。
酒見寺の境内にある国指定文化財の多宝塔は「全国で最も美しい多宝塔」と呼ばれ、私も初めて見たときは現存している美しさと有難さに我を忘れました。(写真は2月に撮ったため雪化粧しています)
京都などと違って、広い境内は静寂に包まれています。
こんなに立派で美しいお寺で静かな時間を過ごせることは本当に有難いことです。

自然豊かな上万願寺町へ。静かな里山で心も体も踊り出す?!
加西市の北の果てとも言える上万願寺町は、自然豊かな里山です。
そんな里山に、高野山真言宗のお寺「万願寺 金剛院」は佇んでいます。
また、地元の「原始人会」が運営する農家レストラン「土一七日屋台(どいなかやたい)」と再生古民家宿泊施設「大谷山荘」があります。
市街地から移動中に見える美しい里山の田園風景も楽しんでみてください。
金剛院に到着したら、「土一七日屋台」特製のお弁当を頂きます。
地産の食材をふんだんに使ったお弁当で心も体も健やかになりましょう。

美味しいランチのあとはご住職のお話と、いよいよジャンベ体験の時間です。
お寺でなぜジャンベ?と思われるかもしれません。
アフリカの民芸楽器ジャンベは誰にでも簡単に音が出せて、その日集まった人たちで合奏ができてしまうんです。
お寺はもともと地域の人々が集い交流する場としての役割も担ってきました。
ジャンベ研究家のくつきさんは、大好きなジャンベをコミュニケーションのツールとして、そんなお寺の役割を生かそうと活動されています。
軽快なジャンベの音を旅の仲間と共鳴させ、心を揺り動かしましょう。

旅も終わりに近づく頃、懇談で旅の仲間と一日を振り返ります。
きっとなにかBefore・Afterがあると思います。
最後に、お弁当を提供して下さった「土一七日屋台」へ移動してレストランを見学して解散します。
地産の野菜やお酒を購入できる予定ですので、是非お土産にどうぞ。

加西でリトリートしませんか?
加西ってどんなところ?
気になった方はぜひこの機会にどうぞ!
どこにでもあるごく普通の田舎の街かもしれませんが、
皆さんがリトリートできるように、普通の観光ツアーでは体験できない旅を手作りでお届けします。

ツアーのお申し込みはこちらの画面から(10/18申込締切)
ツアーに関するお問い合わせは
banshu.gateway.2023◎gmail.com
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西福寺住職 後藤 太作
曹洞宗 西福寺の住職として坐禅会や写経会を開催するなど、一人でも多くの方に禅の教えのすばらしさを広めるべく活動中。”誰もが気楽に訪れるお寺づくり”を目指して「お寺で楽しむ音楽会」など様々な新しい試みにもチャレンジしている。
万願寺 金剛院 Instagram

「加西の”体験”できるお寺」MEQQE(めっけ)
(ニッチャートラベルにも掲載予定)